引越しに運ぶものがあまりないときのこと
20代前半の頃に関東に引越したことがありますが、カルチャーショックがかなり大きかったというのが事実です。仕事での引越しですが、やっぱりその仕事がうまくいっているかどうかで、引越しが正解なのかどうかというのも影響しました。当初は、仕事の上司というのも、北陸出身の体育会系上がりの年配、性格もキツイめとあって、仕事上であまりいい気はしない関東入りでした。
引越しそのものは、会社の寮が用意されており、別に何か運ぶ必要もなかったため、身軽なものでした。引越し業者に何か引き取りにきてもらって運び出すというのは、あまりなじみのないことで、何を運んだのかほとんど覚えていません。洗濯機は運べるものではないため、それに人手を介しているぐらいのものと思います。だから、引越しは、世間にいうよりも、以前から運ぶものがありません。引越し先でもシンプルな部屋づくりで、さっぱりしていたと思います。
世間でよくいう引越しは、部屋がいくつかあり、たんすがあって、冷蔵庫があって、とそれぞれ大事に扱っている家具に囲まれた生活をいうものと想定できますが、それ以前に家具を持っていく必要がなかったため、何も持っていくことはなかったわけです。独身ならさらかもしれません。
カルチャーショックの引越し経験からすると、引越しするのは簡単なものでもなく、難しいことです。あくまでも経験上のことですが、日本が同じようなところともいいがたく、引越した先の習慣に慣れないことが多々あります。それが仕事の問題なのか、関東の習慣の問題なのか、北陸やらの出身者の問題なのか、全部が一気に引越し先で起きたために、何が何なのかさっぱりわからずに過ごしていました。
都会具合からいっても、関東のなかでも東京23区ではだいたいが都会暮らしになり、その回りの県でも、東京に近いところは都会がつながっており、全体として都会すぎるため、イケイケでいくしかないような心持でした。各政令指定都市の中心部にもおそらくあてはまりますが、ごちゃまぜの人らと関わる点では、気がヘンになりやすいです。